こんにちは、ここ2週間で3kg痩せた豚はチョット…です
今日は楽天ポイントを使った節税方法を書きたいと思います
家計もスリムに( ´(00)`)
セルフメディッケーション税制とは
詳細は個々で調べて頂くとして、ざっくり言うと
薬局などで販売されている対象の医薬品を年間12,000円以上購入すると、超えた金額分の所得控除を受けられる制度です
例えば、年間50,000円分の医薬品を買ったとします
50,000-12,000=38,000となり、38,000円が課税所得から控除されます
ですが、税金が38,000円戻ってくるということではありません
戻ってくる税金は所得税と住民税の二つです
所得税の還付金は、申告者の所得税率によって変わります
例えば所得税率が20%の人ならば
38,000×20%=7,600となり、所得税が7,600円返ってきます
10%の人なら、その半分の3,800円です
すごく稼いでいて所得税率が30%の人は11,400円も戻ってきます
住民税の還付金は一律10%ですので
38,000×10%=3,800円戻ってきます
所得税と住民税の二つを合計すると、
所得税率が10%の人→3,800+3,800=7,600円
所得税率が20%の人→7,600+3,800=11,400円
所得税率が30%の人→11,400+3,800=15,200円
が還付されます
2017年からスタートしたばかりの新しい制度ですので、筆者は来年の確定申告で初めて申請する予定です
ポイント払いもOK
このセルフメディケーション税制の良い点は、ポイントで支払った分も控除対象になるところです
最近では電子マネーやポイントで清算できるお店が増えています
現金をポイントに変える人も多いですよね
楽天バリアブルカードがその例です
だからポイントは現金と同じ扱いになるようで、ポイントで支払った分も控除対象になります
ただし、「今のところは」です
今後ルールが変わる可能性はありますので自己責任でお願いします
対象医薬品
薬局で販売されているすべての医薬品が対象となるわけではありません
対象商品は厚生労働省のホームページで確認できます
セルフメディケーション税制対象医薬品 品目一覧(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000174707.pdf
1600品目以上もあります
例えばロキソニンSやアレグラが対象です
【第1類医薬品】ロキソニンS(セルフメディケーション税制対象)(12錠)【hl_mdc1216_loxonin】【ロキソニン】[ロキソニンs] 価格:630円 |
価格:4,298円 |
ニコレットクールミントが1個22円!
筆者がよく購入するのはニコレットです(旦那様用)
【第(2)類医薬品】ニコレット クールミント 96個入【楽天24】[ニコレット 動悸・息切れ・禁煙/禁煙/ガム]【イチオシ】 価格:6,598円 |
楽天24は1万円以上で15%OFFクーポンを配布していますので、
お買い物マラソンやスーパーSALEで
他の日用品と一緒に購入してクーポンを使用すると
6,598ー989(15%)=5,609円
これが支払額です
さらに買い回りや楽天バリアブルキャンペーンなどのポイントキャンペーンを掛け合わせて32倍ポイントバック!(※内訳は別記事で書く予定です)
よって、ポイント還元後の実質価格は3,800円位になります
(※おおよそで計算しております)
ところが確定申告では
全額ポイントで支払った場合でも支払額の5,609円で申請出来ます
(※15%OFFクーポンの割引額989円は税額控除対象にはなりません)
そうなんです!
実質3,800円で買ったのに5,609円で控除申請できるんです!
ポイントバック分は申請しなくてよいのです
となると、
例えば既に対象医薬品を12,000円以上購入していて、所得税率20%の人は
所得税の還付金 5,609×20%=1,121円
住民税の還付金 5,609×10%=560円
合計 1,121+560=1,681円も税金が戻ってきます
つまり
3,800-1,681=2,119円
税金還付後の実質価格は2,119円となります
96で割ると1個あたり約22円!!!
とんでもなく安いです!
ただし、セルフメディケーション税制は12,000円を超えた分が全て控除されるわけではありません
上限が決められています
1年間の医薬品購入総額の上限が10万円、すなわち12,000円を超えた
100,000ー12,000=88,000円までは所得控除できます
なので、安いからと言ってニコレットを100万円分購入しても88,000円分しか所得から控除されませんので意味がありません(笑)
「ご利用は計画的に」です
節税効果を高めるには
もうピンときているかもしれませんが、節税効果を高めるにはポイントバックの高い医薬品を買うのが効果的です
例えば楽天スーパーDEAL!
今ですと爽快ドラッグのアレジオン20(6錠)がスーパーDEALで15%ポイントバックです
これもセルフメディケーション税制の対象医薬品の一つです
【第2類医薬品】アレジオン20(セルフメディケーション税制対象)(6錠)【170915_soukai】【170929_soukai】【アレジオン】 価格:1,490円 |
例えば、お買い物マラソンやスーパーSALE中もDEAL15%だとします
さらに、爽快ドラッグは8,000円以上で使える12%OFFクーポンを配布していますので
6箱買うと1,490×6=8,940円
8,940-1,072(12%)=7,868円
これが支払額になります
そしてさらに、
DEAL14倍、ポイント32倍で約46倍ポイントバックで
ポイント還元後の実質価格は約4,200円になります
(※おおよそで計算しております)
支払額7,868円を確定申告で申請しますので
所得税率20%の人は
所得税の還付金 7,868×20%=1,573
住民税の還付金 7,868×10%=786
合計 1,573+786=2,359円
4,200-2,359=1,841円
税金還付後の実質価格は1,841円(6箱)です
1箱307円とこれまたお安いです
一方で
爽快ドラッグが1箱(6錠)1,490円で販売しているのに対して、エナジードラッグでは970円で販売しています
【第2類医薬品】アレジオン 20 【 6錠 】【エスエス製薬】※セルフメディケーション税制対象商品 価格:970円 |
計算をしてみますね
同じように買い回りキャンペーン中に6箱購入したとします
970× 6=5,820円(※5,400円以上で送料無料)
これが支払額になります
買い回り9倍、バリアブルなど合わせて32倍ポイントバックで
実質約3,900円です(※おおよそで計算しております)
支払額=控除申請額ですので
所得税率20%の人は
所得税の還付金 5,820×20%=1,164
住民税の還付金 5,820×10%=582
合計 1,164+582=1,746円
3,900-1,746=2,154円
税金還付後の実質価格は2,154円(6箱)となります
1箱359円です
まとめますと
<爽快ドラッグ>
販売額 1,490円×6箱
支払額=控除申請額 7,868円
ポイント還元後実質 4,200円
税金還付後実質 1,841円
<エナジードラッグ>
販売額 970円×6箱
支払額=控除申請額 5,820円
ポイント還元後実質 3,900円
税金還付後実質 2,154円
爽快ドラッグの方が「支払額」も「ポイント還元後実質」も高いので
エナジードラッグの方が一見安いように感じると思いますが、
「税金還付後実質」は逆転し、爽快ドラッグの方が安くなります
なぜこのような逆転が起きたのかというと
ポイントバックが関係しています
爽快ドラッグは
7,868ー4,200=3,668ポイントバック
エナジードラッグは
5,820ー3,900=1,920ポイントバック
ポイントバック分は確定申告では考慮しませんので
ポイントバックが高いほど節税効果が高くなるんです!
簡易実質価格比較計算機
でも計算するのめんどくさいですよね><
ショップによって使えるクーポンもポイントバック〇倍も違いますし
人によって所得税率も違いますしね
そこで、「簡易実質価格比較計算機」を作ってみました!
2店舗分の比較ができるようになっています
どちらのお店で買えば実質価格が安くなるのかの目安にしてください
楽天のお買い物以外でも使えます
例えばヤフーショッピングとかAmazonとか街の薬局で購入した場合の実質価格も計算できます
とても簡単なものですので、入力値によってはマイナス表示になったりもします(笑)
あ、適切に入力したのに実質価格がマイナスになった場合は、実質0円でさらに儲けがあることを意味します!
裏技
さて、ここで医療費控除はどうなるの?と思われた方もいるかもしれませんので少し説明をさせていただきます
医療費控除については個々で調べて頂くとして、
医療費控除とセルフメディケーション税制は併用できません
上限設定があったり併用不可と聞くと、楽天のキャンペーンを思い出すのは筆者だけでしょうか
楽天のキャンペーンに慣れている方でしたら、ルールを読み込んでいると思いますので、そう難しくは無いのですが。。。
とにかく、併用はできません
ただし、裏技があります!!
医療費控除は夫が申請し、セルフメディケーション税制は妻が申請することは可能です!
医療費控除もセルフメディケーション税制も家族分をまとめて申請できますので
家族全員分の医療費は夫に
家族全員分の医薬品は妻に
と分けて確定申告をしましょう
あ、もちろん妻に収入が無ければこの裏技は使えません
妻でなくても家族内に収入のある人が2名いれば大丈夫です!
独身者は残念ながら医療費控除かセルフメディケーション税制のどちらか有利な方を選択するしかありません
医薬品総額ー12,000>医療費ー100,000の場合はセルフメディケーション税制
医薬品総額ー12,000<医療費ー100,000の場合は医療費控除
を選択するとよいと思います
まとめ
最後にセルフメディケーション税制のルールのおさらいをします
- 所得控除の上限は88,000円(購入総額1万2千円~10万円まで)
- 医療費控除は併用できない(ただし裏技アリ)
- 健康診断(予防接種、会社の健康診断、がん検診など)を受けている人
- 税金を納めている人
詳しくはこちら↓のサイトがわかりやすいと思います
締め日は年末です
まだ2ヶ月以上ありますので間に合います!
買い回りセールもあと2,3回はありそうですし
いつも10店舗達成できない方は医薬品を買ってみてはいかがでしょうか
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました♡